ほんとに、まともなパフォーマンスの Windows 機を手に入れたことは大きくて、昔 CG を見るだけだったエロゲを購入したりできるんだが、金もあるしな。だけど結局セーブデータダウンロードしててこらえ性がないなあ。時間がないんだよ。

最近読んでるのは『医療現場の行動経済学: すれ違う医者と患者』と『The 1-Page Marketing Plan: Get New Customers, Make More Money, And Stand Out From The Crowd (English Edition)』。どちらも話の流れが単純なので読みやすい。読める本と読めない本とあるのは、自分に具体的に引きつけて読めるかどうか、なんだろうが。『医療現場の行動経済学』はなんかの研究会での成果をまとめたものらしくて、章ごとに話題と結論がかなりはっきりしていてかつシンプル。行動経済学の話って実験の話で水増しされてめちゃくちゃ長いくせにへぇ~で終わりがちな印象があるんだけど(とかいって『ファスト&スロー』『予想どおりに不合理』)、現場の痛切な課題感をもってこれが語られていて納得感がある。

がん治療に携わる医療者であれば、本事例に似た経験をした人も多いと考えられる。その都度、「どうして?」という気持ちに医療者はなる。当初は、医療者は自身の説明の至らなさに目を向けて、落胆したり、怒りを感じたりすることが多い。そして、こういった経験を多く積んだ医療者の中には、次第に一定の割合でこういった患者がいることに慣れてきて、その仕組みを理解することをあきらめてしまう者もいる。しかし、このような医療者の落胆・怒り・あきらめは、決して患者の幸福にはつながらない。

途中まで読んだら満足して置いておこうとは思う。『1 Page Marketing』は I wish I'd self-published sooner 経由だったけどこの記事にどう行き当たったのかはわからない。ま、このへんは常識として知っておかないといけないラインなんだろうけど、マーケティングは何もわからんな。別に気張って英語の本を読む必要もないと思うが……