2023年をよかったasinで振り返る

年頭にはなにか思っていたこともあったようだが今年はほんと自由のない年だったように思う。No自由、No精神! ということだね。まあ勉強はしたかな。勉強するってことをいっとき思い出した年ではあったかもしれない。来年はまた創作に触れる気持ちになれるといいなあ。

英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史

そう、スペイン語を勉強しはじめたのよね。第二外国語を真面目にやるのが初めてで、言うて英語と同祖やろと高をくくっていたが似てるようで違う。ひるがえって英語という言葉の奇妙さを知ることになった。よくこんな言語使ってるよ。

十三機兵防衛圏

南奈津乃さんだよ! すべてが謎の導入と、不穏さを高めるばかりの中盤と、だんだんと筋が通っていく終盤と、Outer Wildsに通じるようなノベルゲー的楽しさがあった。

プロジェクト・ヘイル・メアリー

今年久々に読んだ小説でありSF。火星の人よりもとにかく盛り上がりのある構成。信じられないくらいロッキーが愛しくなるしラストも気持ちいい。

ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録

はずみがついて積読を崩しはじめたのがもう寒くなってから。合わせてヘレン・ケラー側のも読みはじめたけど、やはり先生側のほうが断然面白い。サリバン先生、この時点では小娘と呼ばれていてもいいくらいでしょう。手紙にこれだけのことが残ってるのも奇跡的。


今年は収穫が少なかったがそれを受け入れる。来年は破壊と創造の年になりますように。